カントリーエレベーターでもみ殻を貰う

2017/11/07

堆肥・肥料・土壌改良

もみ殻を、タダで貰って癒されてきた。
もみ殻といえば、そのままマルチングに、燃やしてくん炭に、醗酵させて堆肥に、野菜や果物の貯蔵用梱包材に……といろいろ使える賢い子。がしかし、街中のホームセンターには置いてなかったり、ネット通販だと微妙にお高かったり、なんだか近くて遠い存在だ。

ところが、「JAのカントリーエレベーター(orライスセンター)ならタダ」とのネット情報が。カントリーエレベーターは米の貯蔵・脱穀・精米を行う場所だ。さっそく乗り込んだ。

田園地帯にそびえる白い巨塔……今まで遠巻きに見るしかなかったあの建物……近くで見るとさらにデカイ……部外者が近づい(た上にもみ殻を狙っ)ても大丈夫?
おっかなびっくり事務所を訪ねると……「持って帰って貰ってええですよ~」
ちなみに、年がら年中手に入るわけではなくて、精米シーズンの秋~冬しか建物が開いてないそう。

現場に案内してもらった。ドラム缶タワーが目に飛び込んでくる。その上からもみ殻が出てくるらしい。先客の農業紳士が、親切にやり方を教えてくれた。

天井付近に排出口と、紐が2本見える。手前の紐を引っ張ると回転扉が開き、

もみ殻が流れ出てくる。ライスシャワーならぬもみ殻シャワーだ(止めるときは向こう側の紐を引く)。粉塵が舞うので持参したマスクを装着する。

ドラム缶タワーがシャワーを受け止めて、下部からもみ殻がこんにちは。テミですくって、袋に詰めていく。

45リットル袋×6個ゲット。



さっそく堆肥とくん炭を作ってみたい。となるともっと量がほしい。またちょこちょこ貰いに行こう。いいとこ見つけちゃったなー。今後もみ殻に不自由することがないだなんて、永遠に枯れない井戸を手に入れたような気分だ。農家の皆さんありがとう。

最後に掃除して帰った






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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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