留守中の鉢植えのための、非電化・自動給水器を0円DIY!
5分で作れる!
さて、もうすぐお盆休み。お盆休み、といえば……
帰省や旅行といった長期不在イベントの発生
↓
植物への水やり困難
↓
水切れ=枯死
帰省や旅行といった長期不在イベントの発生
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植物への水やり困難
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水切れ=枯死
特に今年の暑さからすれば、地植えはともかく、鉢植えは1日たりとも水やりを欠かすわけにはいかないッ! なんとかして、お盆4日間の不在をしのがなければッ! とうことで、あれこれ考えた結果、できるだけ簡単・安価な方法でいくことにした。それは、
トロ箱に鉢植えを並べて底面給水する方法。ただし、水をたっぷり溜めておくと根腐れのおそれが増す。かといって水が蒸発しきっても困る。一定の深度で常に給水し続けたい。そこで、自動給水器を作ることに!
気圧の原理を利用しているらしい。難しいことはよくわからないのだけれど、イメージとしてはこんな感じ↓
自動給水器の作り方
材料・道具
・同型のペットボトル(炭酸用1.5リットルがおすすめ)……2本
・カッター・はさみ手順
ペットボトルひとつを筒状に切り出す。ホルダーになる部分。
もうひとつのペットボトルにはめてみる。
ボトルの口が水面の高さになる。水面の高さを考えつつ、ホルダーの長さを微調整する(今回は水深2cmにすべく切ってみた)。切り取りラインは多少ゆがんでいても大丈夫(逆にきっちり真っ直ぐだと密閉されて良くないような気がする)。
完成。ホルダーと本体でワンセット。
使い方
トロ箱に鉢植えを並べる。予定水面の高さ(今回は2cm)の水を張る。
給水器に水を満タン入れて、
両手で持って、ガバッと逆さに据える。この時点では、あまり給水されない(予定水面の高さになるまで給水される)。
試しに水が蒸発した場合を想定して、トロ箱から水を汲み上げてみよう。水位が下がると、このように給水されるはず。
予定水面の高さに達すると、給水が止まった。よしよし、うまく作動したみたい。
ペットボトル1本で作る場合【2018/08/10追記】
もっと簡単に作れないかな? と思ってやってみたら、できたので追記。キャップ付きペットボトルを1本用意し、下の方に穴をあければ完成。今回は下から2~3cmのところにあけた。
拡大図。カッターで四角に切り抜いた。目打ちなどであけてもいいと思う。その場合は最低でも1cmくらいの大きさがいいと思う(あまり小さいと表面張力で水が落ちてこないおそれあり)。
水を入れるときがちょっと面倒。穴を指で塞いで、水が漏れないように……(または、キャップをしめて、穴の方から注ぐ?)。いっぱいになったらキャップをしめる。
穴を指で塞いだまま、そっと水を張ったトロ箱へ置く。
蒸発したとき用の実験。水を汲み上げると、給水が始まる。
予定水位(表面張力があるので、穴の上端から約5mm下)に達すると給水が止まる。
※サイドの穴に鉢植えポットがくっついて穴が塞がると作動しない。鉢植えを離して置く。
注意点など
- トロ箱&給水器は、日陰に置いておく。※直射日光が当たると、水の入ったボトルが集光レンズになって発火する危険があるため。また、日向で水が茹だると、植物の根にも悪そうなため。
- トロ箱の大きさ・不在期間の長さによっては、1本では足りないかも? その場合は、何本か追加で設置してもOK。
- 1週間程度の不在を想定。あまり長期の不在になると、根腐れの危険あり。