自然石で作る石畳、2つのルールと3つのコツを掴めば効率アップ!
このコツ、テキストには載ってない!これまでのおさらい
現在、土が丸出しの我が家の駐車場。どう舗装するかあーだこーだ悩んだあげく、
街中で見た石畳からヒントを得て、
石が出たら、敷けばいいじゃない。ということになった。
石畳(乱形石)の敷き方ルール
①三叉路を作る ②長い一本道を作らない
マイテキスト↑によれば……
三つ又ができるように並べ、四つ目地や通り目地ができたらダメ!
ということらしい。三つ又を目指していれば、おのずと四つ目地は避けられるはずだから、要するに、
①三叉路作って、②長い一本道を作らない!
ってことね。ちなみに上の写真は、例の街中で見かけた乱形石。プロの仕事でも掟破りが出てしまうくらいだから、ルールは明瞭でも、実際に守り切るのは難しそうだ。
ということらしい。三つ又を目指していれば、おのずと四つ目地は避けられるはずだから、要するに、
①三叉路作って、②長い一本道を作らない!
ってことね。ちなみに上の写真は、例の街中で見かけた乱形石。プロの仕事でも掟破りが出てしまうくらいだから、ルールは明瞭でも、実際に守り切るのは難しそうだ。
ルール遵守のためのおすすめBGM
試しにやってみたところ(1㎡で5時間がかり)、……ん!?
なっ、長い一本道がッ……いつの間にィィ!?
三叉路ばかりに気をとられ……ハッと気付けばこの有様。なんてこった。やり直しだ。
三叉路ばかりに気をとられ……ハッと気付けばこの有様。なんてこった。やり直しだ。
石を入れ替え、道を寸断した。やり直すのはかなり手間だ(1時間かかった)。石一つあたり5~6個に囲まれているので、一つ入れ替えるだけでも周囲への波及効果がえげつない。
三叉路に気を取られていると、知らない間に長い一本道が出現する。これが乱張りの怖さと見たり。やり直しは非常に手間だし、これまでの労力が水の泡と消えてやりきれない。そんな目にあわないように、常に長い一本道に注意したい。こちらを脳内BGMとして延々流したら、失敗しなくなった(笑)。
実践編
下地
通常の乱形石の下地は、①地面を突き固め、②砕石を5cm敷き、③モルタルを3cm敷くというもの。しかし、自然石を敷く場合は、厚みがバラバラなので、一律に何cmとかの下地を敷けない。そこで、①地面を突き固めるだけでいってみる(この1年間、散々車で乗り入れたり、上を歩いたりしたので、突き固め終了とみなす)。沈下などの不具合が出た部分は、はがして土を足すつもり。
コツ① 水平を取る
エッジには木の棒&水平器を、今並べている部分には、端から端まで水糸を引っ張っている。自然石はもともとデコボコしていて、単体で水平に置く(水平器を使う)のが難しい。かといって、足で踏んだ感触を頼りにするだけでは、範囲が広がるにつれ、傾斜が出てきてしまう。そこで、棒や水糸を目安に、端から端までの全体の水平をとる。
当初、水糸なしで適当に並べていたのだけれど、さぁできた~! と思って歩いてみたら、どんどん傾いていって、うっわ気持ち悪ッ! となってしまった。この先長く使うものだけに、妥協できず、全部ひっぺがしてまたやり直し(泣)……最初からちゃんと水糸張っていればよかった。
コツ② エッジの石はごっついのをがっつり埋める
今回、モルタルなしで石畳を敷いているのだけれど、やはりエッジには大きくてごつい石が安定感ある。
こういう感じで、埋め込んでおくと、日々歩いていてもずれてこない。エッジ石同士も、隙間が極力出来ないように、みっちり並べるとより強度が出る。
コツ③ 鈍角ができるように並べる
目地が三又になればなんでもOK……というわけではなく、鋭角を作ってはいけない。
鈍角ができるように並べる。なぜなら、鋭角を作ってしまうと、鋭角にあてはまる自然石が見つからなくて困るから(庭から出る石はだいたい丸っこい)。鈍角にしておけば、次に並べる石の候補数もぐんと上がるし、作業スピードも上がる。このコツ、テキストには載ってなくて、実践の体当たりで会得。
注意点など
石ワークはやっぱり危ない
石を取っ替え引っ替え、パズルをはめていくわけだけれど、疲れが出てくると、指を挟みやすくなるので注意。パズルに熱中してなかなか止めにくいのだけれど、ヒヤリハットがあれば、いさぎよく休憩したり、翌日に回したりする方が安全。便利な道具たち
座り仕事になるので、ちょっとしたイスに腰掛けて作業するのがいい。※横着してしゃがんだまま作業したら、腰痛になってしまったので……。
座ったまま使える道具が便利。一本鍬は、元は100均で購入した三本鍬だったのだけど、壊れて1本に……(汗)。しかし、コレが使える! 細かいところの土をほじるのに重宝する。