汚ブロック塀の美化プラン―ペンキ的塗料を塗ってはいけない理由

2018/03/13

ブロック塀の美化

我が庭屈指の残念ポイント、汚ブロック塀の美化に挑む!

 神の啓示を受けて…?

汚ブロック塀の現状

主庭をずらっと囲むブロック塀。その長さ20mあまり。
なんとなく安っぽいし、古くさいし、無味乾燥だし、汚れているしで、ホントもう見るだけでゲンナリ。そろそろこやつをなんとかしよう。占有面積が大きいだけに、ここが美しくなれば今後のモチベーションも上がると思う。

まずは、足下の土をどかして……(地面と塀との間に見切り材を貼るため)。

奥へ行くほど土が厚くなり、ペースダウン(汗)。この辺り、ブロック塀に向かって地面レベルより40cmも厚く土が寄せられている(おそらく古家解体時の産物)。土は重いし、相変わらず石は出るしで、苦戦。とはいえ、土圧をかけているのを思いわずらってきた場所、これを機にスッキリできてよかった。

土をどかし終わった。なんと、こんなしょうもない作業に6時間もかかった(汗)。やってみると思いの外、距離が長いんだこれが……

汚ブロック塀のがっかりポイントを確認

美化プランを決めるにあたり、まずは何がアカンのかチェックしてみよう。

笠ブロックがダサい

なんというか、このとってつけ感? 必要最低限性? が貧乏くさくってアカン。

控壁がダサい

縁の下の力持ちがうっかりゾロゾロ表に出てきちゃった? みたいな、逆にこっちが裏側なん? ってな感じがアカン。

色味がダサい

量産型コンクリ色が安っぽい上に、汚れてくすんどるんがアカン。これはもう圧倒的にアカン。

がっかり克服プラン

このアカンタレをどうしたもんか……

ここ数日寝ても覚めてもブロック塀のことを考えている。

早くブロック塀の存在感を消し去りたい。
特に控壁!
本来裏方に控えとるべき、お前や……!

一日の終わりに目を閉じるとブロック塀が浮かんでくる。夢にまで出てくる。そんな夢うつつの明け方。ふいに神が降りてきた。


 疲れてたんだと思う

ということで、考えたプラン……



どーんとレンガ柱を建てることにした
①薄っぺらい控壁にコンクリで肉付けし、40㎝四方の柱に仕立て上げる(ボリューム4倍増し)。この方がかえって元のブロック塀姿を想起しにくくなるのでは(強度も上がる)。さらに、②笠ブロックを取り外し(できるの?)、代わりにレンガを乗せる。③平面全体を白く、④地面との見切り材にはレンガを貼る。

白壁にする理由は……ブロック塀があるのは南側→しかし隣家の陰&ブロック塀自身の陰になって日が差さない=実質的には北庭→少しでも明るくしたい→白壁にしよう。家の外壁とも合うし……という流れ。

材料のチョイス

レンガ

今回のプランでは、要所でレンガをチョイス。以前アプローチのレンガ道で使ったのと同じもの(ないし似たもの)を使う予定。その趣旨は、構造材の種類を絞って、庭全体の統一感を演出すること。

白壁の材料(ペンキ的な塗料があかん理由)

さて、ブロック塀を白くする素材としては、①ペンキ的な塗料②漆喰が考えられる。

ペンキ的な塗料、一見お手軽そうなんだけど……実は汚ブロック塀の一部分に施工してあって、


現状こんな(汗)。古家時代に塗られたものだから、40年程経過している。グレーの下に白い塗料も見えるから、もしかすると古家新築時代(40年前)に白を、20年後とかにグレーを塗り直したのかもしれない。いずれにせよ、白もグレーもボロボロでひどい有様。
ご近所さん曰く、こういうペンキ的な塗料は「だんだんボロボロ浮いてきて、もう何回も塗りなおしたんや」そうな
……対候性に問題ありすぎや〜!

ここで、施工後50年以上を経てなお光り輝く漆喰外壁をご覧ください(@実家)。

ということで、耐候性重視の我が家は漆喰の一択だ。なにより、漆喰のヒンヤリしっとりした趣きが好きなんだ。塗りは難しいかもしれないけれど、やってみよう!

ということで、次回からプランに着手。手始めにブロック塀を高圧洗浄する予定(ヒャッホー

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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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