時短でキレイ!裏ワザでブロック塀の目地埋め

2018/03/20

ブロック塀の美化

コテに不慣れでベタベタボトボトのモルタル壁塗り(汗)。でも、裏ワザ使えば早くてきれい! セメント系廃棄物を出さないアイデアも。


ど素人が壁にモルタルを塗った結果

全長20mものブロック塀。

目地の溝やクラックを埋める作業が完了した。ぱっと見、あまり代わり映えしない?(汗)

以前は目地に溝を切ってあったのが、

平らになった。

今回は、目地の溝を埋める方法についての覚え書き。

使用したもの

モルタルは表面に水の膜がはるような、ちょっとゆるめが扱いやすい。配合は自己流で、セメント1+砂2で作った(ほんとは市販の「壁用薄塗りモルタル」とか「ハイモル」とかの方がキメ細かくていいらしいけど、割高なので……)。

手順

養生用ダンボールを置く

マスキングテープ付養生シートとかもあるけれど、ダンボールをぽんと置くのが手っ取り早いし、簡単だし、無料だし、後で便利(後述)。一列終わるごとに横へずらして、一緒に移動していく。

目地を水で濡らす

噴霧器で水をかける。モルタルがくっつきやすくなる。結構ブロック塀が水を吸い込んでしまうので、たっぷりめに。

刷毛で水を塗ってもOK。ホースで水をびしゃーっとかけても。

モルタルで目地を埋める

コテ板にモルタルを取る。

ちなみにコテ板は端材で自作。やっつけ気味にさくっと作った物だけど、便利に使えて愛着わくわ……。

目地めがけてモルタルをなすりつける。コテを使うのも初めてのど素人なので、ど下手くそだ(汗)。

コテでざっと余分なモルタルを削り取る。表面が荒っぽいけど、あとは裏ワザでなんとかなるのでこんなんで大丈夫。

縦と横を埋めた。

刷毛と水でならす

こっから裏ワザ発動。刷毛&水を使う。

ドゥーパの壁塗り本にちらっと書いてあった(69頁)。

目地の溝と直角になるよう、撫でつけならす

溝にそってならすと、刷毛の圧でせっかく埋めた溝が落ち込んでしまうので避ける(最後の仕上げに軽くさーっと撫でるくらいなら大丈夫だった)。

刷毛でならし終わった。ここまで所要10分程度。コテだけでやるよりずっと早いしきれいにできる。
乾くとこんな感じになるはず。

落ちたモルタルは再利用

養生ダンボールに落ちたモルタルは、すみやかに再利用可能(ダンボールに水分を取られているので、ちょっと水を足した方がいいかも)。

気付いた注意点など

自分を養生する

刷毛でならす際に、砂の粒が飛んでくるので、眼鏡・マスク・帽子・汚れてもいい服を装着し、自らを養生する。

刷毛の素材

刷毛でブロック塀をザリザリ撫でていると、だんだん毛が摩耗していく。今回使った刷毛は獣毛製、終わりには毛の残存率50%くらいになってしまった(それでもまだ使える)。プラスチック刷毛は不使用なので耐久性はわからないものの、毛が摩耗し飛び散り庭土にも紛れ込むのであれば、プラ毛よりも天然毛の方が安心感ある(個人的に)。

廃棄物を出さない後片付けのアイデア

刷毛は道具の水洗いにも使えて便利






セメントワーク後は、①トロ箱(コンクリ練り用)で溜め洗い→②トロ箱に残った水を次回モルタル練り水に使用。そして、③トロ箱の底で固まったモルタルは次回コンクリ練り時に骨材として混ぜ込んで使う。

というわけで、今のところセメント系廃棄物・廃棄水は一切出ていない。循環型システムだ。でも永遠にセメントワークをやるわけでもないし……最後の最後はどうしようかな。水は蒸発させるとして、底に残った固形モルタルは、カーポート下に埋設かな。

目地埋め・クラック補修作業:計11時間

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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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