アボカド予定地の整地(2/2)石ころで排水の陣を敷く

2018/05/25

整地

 処分に困る石ころが大活躍!?

前回までのおさらい


掘削作業は完了し、

予定の大きさの穴を掘った。深さ90cm。

アボカドが枯れる原因

さて、マイ教科書↓によれば、


庭先でつくるトロピカルフルーツ 小さく育てておいしい34種 [ 米本仁巳 ]

アボカドは根腐れで枯死しやすいという。そのため、水はけの良い山の斜面や砂地に植えるといいそうだ。そういえば以前、アボカドの種から育てた鉢植え、ちゃんと水やりしてたのに枯らしたことあるわ。水やりしすぎていたのか! ここはガツンと排水対策をとらなければ……どうすれば?

理想的な土の構造

そのヒントは、野菜づくりの本に。水はけ・水持ちがよく根が働きやすい、これが理想的な土の構造だそう。今まで漠然と全層サラサラ土がいいのかと思ってたら、どっこい。鉢植えと一緒なのね。底にごろっとしたのが入ってなあかんのね。今まで処分に困ってた石混じりのゴロゴロ土を使ってもええんやね? むしろ使った方がええんやね! よっしゃー!

今回は、さらに最下部にでっかいガラの層を作って、より排水性を高めてみようと思う。

一層目、ガラガラ層を作る

さっそく庭を探索。地面に顔を出している石やコンクリ片を根こそぎかき集める。一輪車山盛り3杯分もあった。

底へ投入。さらに、今まで溜めてあったガラも全部放り込む。かなりの量になった。ガラとガラとの間に隙間があるので、浸透ます的な働きをしてくれるものと期待。

2層目、ゴロゴロ層を作る

土を仕分ける。
掘り上げた土を仕分ける。回転式土ふるい機の5mm目ネットを通して、サラサラ土を取り分ける。

サラサラ土を除去した土を、今度は15mm目ネットに通す。ゴロゴロ土とコロコロ土ができる。(ネットの張り替え方についてはこちらの記事を参照)

サラサラ、コロコロ、ゴロゴロはこんな感じ。量的には2:1:1。

ゴロゴロ土を投入した(pH調整用の粉末硫黄も混ぜている)。

3層目、コロコロ層を作る

この段階でコロコロ土が不足し始めた。ついに主庭に陣取っていた土の山へ殴り込みだ(建築時に出た土を廃棄しないで積んでおいたもの+自分で掘り上げた土)。

直接コロコロ土(サラサラ土込み)をふるい入れる。

コロコロ層ができた(pH調整用の粉末硫黄も混ぜている)。

4層目、なめらか層を作る

最上部にはサラサラ土と粉末硫黄、もみ殻堆肥をすき込んだ。

仕上げ

松葉でマルチングしておいた(防草、pH調整用、猫のトイレ化防止のため)。

埋め戻すのにどえらい時間かかったけど、なんとか夏前に終わらせることができた。ふうー。石ころの活用方法もわかったので、今後は整地現場の底へ埋設していこうと思う。

作業時間:全部で27時間(ヒィィィ

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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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