一輪車がサビッサビでどうしよう……でも大丈夫! サビ落とし不要ッ! ペンキも塗らずッ! 目からウロコのサビ対策!
錆びた鉄製品の様子
まずはこちらをご覧あれ……
鉄は赤サビ状態がデフォルト
表面コートの方法3つ
表面を覆うには、①メッキ処理(DIYでは難しい)、②ペンキなどの塗料を塗るの他、③黒サビでコートする方法があることがわかった。黒サビ? 黒サビってもしかしてアレかい?
黒サビコートの方法2つ
鉄につくサビには赤サビと黒サビの2種類があり、黒サビは赤サビの発生を抑えるとして古くから利用されてきたそうな。なるほどな~南部鉄器やアイアン家具が真っ黒なのはそういうことだったのね。そういえば、自分も鉄のフライパンを買ったとき、せっせと空焼きして表面を黒くしてたわ。あれは黒サビを作ってたんやね~。
黒サビの作り方① 油を塗って加熱する
黒サビは、自然状態では発生しないので、人為的に作るしかない。まずは、鉄フライパンの空焼き処理と同じ、油を塗ってガンガン加熱する方法。調理器具に向く。
黒サビの作り方② サビ転換剤を使う
錆びた鉄製品のリペア手順(錆転換材使用)
さっそくやってみよう。
小一時間ほど乾かして完成。ヒャッホーイ! なんかシックになったよ!
塗装を剥がすのがちょっと面倒だったけれど、転換剤の塗りはあっという間に終わった。今後は、赤サビが出た部分にちょこちょこ塗りながら……いつか、全身真っ黒の格好いい南部一輪車(笑)になるかも?
反省点
などと、調子に乗ってたら、台風12号が大雨とともにやって来て……
赤サビ復活! ぎゃふん!
ああ~やっぱり、いくらなんでも3~4日雨水溜めっぱなしになっていたら、赤サビが出てきてしまうのね。黒サビの厚さも南部鉄器に比べれば、ずっと薄かったろうし。赤サビ、舐めたらアカンな(またすぐ黒サビに変わってもらうけどな!)。
それでも、単に雨に打たれた部分の黒サビ部分には、赤サビ発生なし! よしよし、えらいぞ! 今後は一輪車を立てかけて保管するなどして、雨水が溜まりっぱなしにならないように気をつけようっと。
応用
黒サビコートに味をしめたワタクシ……次なるターゲットは、
土間コン用の建材だけれど、ガーデナー的には植物誘引用トレリスとしての市民権を得ている子。鉄製なのでサビやすく、サビはサビのままシャビー感を楽しんだり、ペンキを塗って保護したりという方法もある中で……私はやっぱり黒サビコートでいこう。
ということで、早速ひとつ買ってきて、
水路にジャボーン!!!
あえてサビをまとわせて……からの、黒サビコートに衣替えする予定。