スーパーで買った空芯菜の茎を植えるだけ!
空芯菜は挿し芽がカンタン
葉物が少ない夏に重宝する空芯菜(エンツァイ、エンサイ)。クセもなく、シャキシャキ食感がおいしい! 熱帯地方の水辺出身で、サツマイモと同じヒルガオ科。挿し芽がカンタンなので、再生栽培してみた。
再生栽培の手順
空芯菜の入手
夏になるとスーパーの店頭で見かける空芯菜。すかさず購入。お値段100円くらい。
挿し穂の準備
2~3節で茎をカット。葉っぱも少し残しておく。植える部分以外は、おいしく頂く。
※葉っぱが残ることで、発根をうながすオーキシン的なものがうまく出るらしい。
※葉っぱが残ることで、発根をうながすオーキシン的なものがうまく出るらしい。
発根させる
空芯菜は水が大好き。まずは、水を入れたコップ内で発根させる。明るい窓辺に1週間ほど置いておいた。
※いきなり土に植えると、水不足で枯れるおそれ。←梅雨時にやってみたけど枯れてしまった(汗)。
※いきなり土に植えると、水不足で枯れるおそれ。←梅雨時にやってみたけど枯れてしまった(汗)。
葉っぱアリの挿し穂と、ナシの挿し穂。やはりある方が発根しやすいみたい。
プランターと培養土を用意する
空芯菜の茎の空洞は、水に浮くためらしい。そんな水好きな空芯菜のために、プランターに一工夫。
スーパーで発泡スチロール箱を貰い、底面に常に水がたまるよう水抜き穴をあけずに培養土(庭土+落ち葉堆肥)イン。ペットボトルで作った自動給水器もセットしてみた。
※土の表面までぬかるんでいると、ボウフラを育てることになりそうなので、水は箱の5分目くらいまで注ぐようにした。
※普通のプランターでも栽培できる。水切れしないように注意。
スーパーで発泡スチロール箱を貰い、底面に常に水がたまるよう水抜き穴をあけずに培養土(庭土+落ち葉堆肥)イン。ペットボトルで作った自動給水器もセットしてみた。
※土の表面までぬかるんでいると、ボウフラを育てることになりそうなので、水は箱の5分目くらいまで注ぐようにした。
※普通のプランターでも栽培できる。水切れしないように注意。
植える
挿し穂を植えつける。日当たりの良い場所に置く。給水ボトルが集光レンズにならないように、レジ袋でくるんでおいた。
収穫する
買ったときの2倍近く採れた!
株元は残したままにして、再び育つのを待とう。
ちなみに、秋雨が降り続いたため、水がたっぷり溜まっている。箱のサイドに水抜き穴をひとつあけておいたら良かったかも(今のところボウフラはいないけれど)。
雨が降らないときは給水ボトルのおかげで1週間くらいは水やり不要だった。
感想
以前、空芯菜を種から育てたこともあるけれど、種は常に乾かさないように注意しなければ発芽しない。発芽したけど腐ってしまうのもちらほら。種の寿命が短いとの話もきくので、毎年種代200円を覚悟しなければならない。
かたや、再生栽培は水差しで発根簡単だし、(野菜代はかかるけど)種代はかからないのが良い。ただし、野菜としての空芯菜は7月頃にならないと店頭に並ばないので、スタートが遅くなってしまう。生育温度に達する5月頃に苗屋さんで購入したほうがいいかしら……または、室内で苗の冬越しができれば……なんて考えているところ。
ともかく夏場の葉野菜としてコスパ最強な空芯菜。こういう可動式な栽培器を、菜園の空きスペースに何基か設置すると重宝しそう!
今回収穫した中から太そうなところを選んで、またまた挿し穂を育成中!(笑)秋の終わりまでエンドレス栽培はつづく~。