花壇まとめ7月―ユリの合間にバラの2番花

2024/08/20

花壇

 梅雨のユリと盛夏のユリが楽しかった7月。



夏に咲く花を強化しよう!と今年の春先初めてユリを植えてみた。

てことで、7月の始まりは梅雨時のユリ、イエローウィンからスタート。スッキリしたレモンイエローに、いわゆるユリの香りとは少し違うマイルドな甘い香り。丈夫で毎年咲いてくれるらしい(自分調べ)。

メインボーダーの様子。

バラ、スーリールドゥモナリザの2番花が差し色の赤を担当。暑い時期だけど花持ちが思いの外良かった。一つの花で7〜10日くらい見られたかな?


モナリザが咲き終わると、代わって盛夏のユリ ブラックビューティが登場。

下から咲き上がり、1つの花が7日間ほど散らずに咲いてくれるので、1株で半月~1か月楽しめる。

普通のカノコユリよりも赤黒くて、花がシュッとしててスマートな感じ。丈夫で増えてくれるらしいので今後に期待大。


続いて寒色担当の花たち。
スーパーベナ アイストゥインクルは引き続き活躍中。春花大爆発の後は6月前半だけ休憩し、その後はずっとこのくらいのボリュームを維持して咲き続けている。左の方はシルバーがかるスーパーアリッサム、この姿で夏越し。

クレマチス ロウグチが初咲き。葉っぱがちょっと不健康。

長崎ラベンダー しずか。耐暑性抜群で夏越しは楽勝、しかも四季咲きコンパクト。去年はちょっと日陰の花壇にいて本領発揮出来なかった。やはりラベンダーは日当たりが大事ねってことで、今年からメインボーダーのセンターへ大抜擢。日光さんさんで調子上がってきた。

メインボーダーの左の方。

小花だけど鮮烈な青が気に入りのルリマツリモドキ。その右の方には新入りのツルバキアシルバーレース。南アフリカ出身だけあって暑さに強いッ。小型アガパンサス風の花を順次上げてご機嫌な様子。

その頭上で咲くのはルリヤナギ。こちらも初咲き。茶花にも用いられる上品な佇まい。

メインボーダー側の手すりに誘引しているブラックベリー トリプルクラウン。まともに収穫しようとするなら防鳥ネットは必須……ということでこっちは趣のない景色(汗)。

せっかく観賞価値が高いのになあ〜。

完熟果は水くさい巨峰、みたいな感じ。まあまあ食べられるけど、種も触るし加工向き。日々収穫しては、冷凍しておいて、

たまったところで①ミキサーでガーッして、②ザルで種を濾す(種は固くてミキサーでも砕けない)。③砂糖20%くらい加えてレンチンすればブラックベリーソースの完成。

パンナコッタ作ってソースをかけて……うわ、ソースめっちゃ濃厚、複雑なコクがあってウマ〜〜〜! ブルーベリーとはまた違った美味しさやなあ。そして種がないってだけで食味10倍くらいアップしてる!


さて庭に戻り、
サブボーダーの様子。


7月の主役はノリウツギ リトルホイップ、初咲き。みっちりしない、エアリーな咲き加減が涼しげで好み〜。来年はもうちょっと花上がってほしいなあ。春先にリン肥料あげてみようかな。

シェードガーデンではヒューケラ パリが再び開花。よく咲く品種との評判通り。

バラ花壇では2番花がちらほら。

我が家のエース、ビアンヴニュはきれいに咲ける房あれば、

チリチリする房もありで(半々くらい)、花びらが暑さに強いとは言えない。それでも香りは結構強い。

花が暑さに強いと言えば、やっぱりこの方、あおいちゃん。キラキラの宝石を集めたみたいな、どこかアストランティアを彷彿とさせる咲きっぷり(シュートの先)。

一方こちらは交配親のラベンダーピノキオを思わせるアンニュイな表情〜。いやはや面白いね〜。

白はファビュラス! 花びらが暑さに強いみたい。

ルージュピエールはあまり花が上がらなかったなぁ。でも切って飾れるクオリティ。

商店街のお正月飾りみたいに咲いてるバフビューティー。


義母の花壇では、

コレオプシス レッドシフトが咲いてきた。後ろのアジサイは撮影後にカット。

ここのラベンダーはスーパーサファイアブルー。夏に強く、冬も強く、年がら年中咲いている。後ろのイネ科雑草は見なかったことにした(コラコラ


おまけ
菜園ではいろんな夏野菜が採れて、野菜はほぼ自給できている。ありがたや〜。



球根/[24年10月中下旬予約]ユリ:かのこゆり ブラックビューティ



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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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