アプローチのレンガ敷き(3/5)レンガを並べる(錯覚で長く見える方法)

2018/01/11

レンガ・敷石

 アプローチを実際よりも長く見せたい! その一心でレンガの並べ方をあれこれ工夫。

前回のおさらい

前回は、両サイドのエッジレンガをモルタル留めした。

レンガを並べる

今日はレンガをひたすら並べる。水糸を張って、レンガを一列スタンバイしてからスタート。※レンガは色味に気を付けてスタンバイしている。色にこだわる理由は後ほど……

砂をうっすらまいて、かまぼこ板的な板切れでならす。

水糸に添わせるようにレンガを置いて、勾配チェック。
この繰り返しでどんどん並べていく。下地がきっちりできていたので、あまり砂をまき散らさなくてもピタッとくる。たまにいびつなレンガに当たるとピタッとこなくて、砂で微調整するのだけれど、これもまた、なんというか……えー、レンガ並べめっちゃ楽しい! 無心でどんどん並べていく。

グラインダーの扱いにも慣れ、細かい加工に挑戦する。

水道メーターボックスの際まで攻め込む。自分で自分を褒めてあげたい!

二日がかりで並べ終わった。やったどー!
前面道路に傾斜があるので、水平→傾斜へとシームレスにレンガを並べる、というのがなかなか難しかった。何度も並べ直したりして……。

玄関から道路を見ると↑、傾斜がよくわかる。玄関側は水平で、メーターボックスの辺りから徐々に傾斜をつけている。

レンガの置き方で奥行き感を出す

レンガを長手方向に並べる

このレンガのアプローチは全長330cmしかない。でも実際より長く見せたい。限られた敷地でめいっぱい広さを感じたい。この感覚は平野(住宅地)の少ない島国に住まう我々にとっての共通認識かと思う。

で、どうやって長さを出すか。知識を総動員して考えてみた。まず、①レンガを長手方向に並べた。以前もつぶやいたけれど、レンガを進行方向向かって縦に敷いた方が、横に敷くよりもすうっと長く見える。横に敷いた方が安定感があるのだけれど、安定感は目地のまさ王にまかせるとして、ここは長さを優先した。

長方形と見せかけて台形

実は、このアプローチ、手前の方(道路側)が幅広になっている。底辺が長い台形だ。目地をちょっとずつ広げて違和感がない程度に底辺を広げている。手前を広く、奥を狭くとることで、遠近感を演出しようというささやかな試みだ。

レンガのグラデーション

人間は視覚的に、色の明るいものは手前に、色の暗いものは奥まって見えるそうだ。ということで、レンガの色味を利用。手前に色の薄いレンガを、奥に行くほど色の濃いレンガを敷いた

道路から見たとき(左)と、玄関から見たとき(右)では、そこはかとなく前者の方が奥行きがあるように感じられる(と信じたい!)。

以上、思いついた手段は全部やりきったので、(効果のほどはさておき)たいへん満足している。

作業時間:7時間30分

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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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