これはコスい!堆肥を無料で手に入れる荒ワザ

2018/01/26

堆肥・肥料・土壌改良

ガーデニングや家庭菜園のベストパートナー「堆肥」。あればあるだけありがたい。幸運にもタダで大量にせしめることに成功したので、その手口をこっそり?ご紹介。

宝の山を見つけた。

前回は、念願の酸性資材・松葉堆肥を仕込んだ。が、実際に使えるのは2年後だ。2年……遠ッ! 依然、我が庭土はアルカリ過剰のまま(泣)。そこで、松葉堆肥に次ぐ弱酸性資材であるもみ殻堆肥に目を付ける。もみ殻堆肥! ほしい! アルカリ庭土を凌駕するほど大量にッ

ここで、ふと気になるものが頭をよぎる。それは過日、車で山間部の道路を走っているときに見つけた……

この山だ!(再び現地にやってきた)
空き地に野積みされている。遠目にもわかる、堆肥の山っぽい。そのライトな色合いからして、もみ殻堆肥っぽい。

今日は車を降りて、近くまで寄ってみる……

やっぱり! もみ殻堆肥だ。ごっつい量!(雪国のかまくら2個分くらいある)森の土のようなにおいがする。うちで仕込んだものより、ずっと分解が進んでいて状態が良さそうだ。

実はここ、とある農業施設。そして、この堆肥の山は、初めて見たときからこのまま、特に動いた気配がない。これって、もしかして、あまり使われることなく放置されている? 分けて貰えたりする? ダメ元で聞いてみる? というわけで、蛮勇をふるい突撃! 施設の事務所にうかがうと……

「外の堆肥? ああ土の山? なんぼでも持ってってー」
あ、あっさり! あの、お代はおいくらで……
「いらんいらん! 外にほってあるもんは何でも持ってってええよ」
やったー! 二つ返事でOKを貰えた。うっわ、聞いてみるもんやなぁ~。

ということで、ちゃっかり持参してきた土嚢袋とショベルで、がんがん詰める。山を切り崩しながら気付いたが、発酵熱に伴う湯気は一切出てこない。発酵中のにおいも無し。この堆肥は熟成済みと見てよさそうな感じ。

今日は10袋詰めた。もっとほしい。来週また来る。そのまた次も。(銭ゲバか!

関西だと、ちょっと郊外まで車を飛ばせば田園地帯が広がる。農業施設や畜産施設では、堆肥を無料または格安で分けてもらえることがある。大量にほしい場合は、試しにお願いしてみるのも一手。ちなみに、兵庫県宝塚市では、剪定枝を堆肥化して市民に無料配布しているらしい。さすがは園芸の街よ……宝塚市民、うらやましいッ

おまけ
帰り道で素敵な松葉掃除スポットを見つけた。

が、この後めちゃくちゃ雪が降ってきて、あっという間の銀世界。かろうじて3袋詰めたところで撤収となってしまった。
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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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