コンクリート土留めを作る(1/5)練習編

2018/03/02

モルタル・コンクリ

初めてのコンクリワークに挑戦。コンクリ圧なめとったらアカンかった…(汗)

圧がすごい!

今回のバトルフィールド、敷地の東端。


前面道路には傾斜もあり、周囲のいろんな工作物のせいで、ちぐはぐしているのが残念ポイント。

こういう上辺が水平の土留めを作ってまとめたい。とはいえ、斜めのラインがありすぎて、コンクリブロックによる施工は困難だ。型枠を作って、コンクリを練って、流し込んで作るっきゃない。全く初めてだけど、やってみよう!

さっそく型枠作りから。家の建築時に余った合板をたくさん貰っておいたので、ここぞとばかりに活用している。丸ノコは実家から拝借してきたものだ。使うのは初めて。ギャン音に戦々恐々としながら切っている(早く使い慣れたい!)。

板と板をはぎ合わせたり、

合板をあてがってみて、角度の合わないところは切り落とす。現場合わせ、たのしい!

つぎはぎだらけで型枠完成。

 鍋からのダイレクトアタックがDIY感を盛り上げる
型枠の内側には剥離剤として、使い古しの天ぷら油を塗っておいた。

セメント1、砂3、砂利6でコンクリートを練る。砂利はもちろん、庭から出土したガラを利用。なお、今回は鉄筋なしでやっている(コンクリ壁が自立すべき部分がわずかなため)。

いい調子で型枠に入れていたのもつかの間、次第にコンクリ圧で膨らんでゆく下部! あわわ、固定強度が全然足りなかった。あわてて土嚢で押さえ込む。せめぎ合うコンクリと土嚢……がんばれ土嚢!

バールやら突っ張り棒やらも持ち出して補強。どうにかこうにか均衡を保っている。ともかくも、上まで全部流し込むことができた。計3回コンクリを練った(腰が痛い……)

丸5日経過。型枠を外してみる。


なんとかそれっぽく完成。ちょっと下部が裾広がりになっちゃったけど、その分強度が出るだろうから良しとする。このままでは無骨なので、いずれレンガなどを使って化粧仕上げする予定だ。

作業時間:5時間30分

さて、ここまでは前哨戦。次は本丸を攻める。

全長6mという長さもさることながら、土圧を考慮し、L字型に組んで鉄筋を仕込まねばならない。コンクリ量も半端じゃないが、型枠の固定も今回みたいなお遊びじゃあ済まされないぞ。はたして、ど素人にできるのか!?

「できるかな?」じゃねぇよ。やるんだよ。

つづく!

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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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