レンガの立水栓を作る(2/3)水道管の移設→レンガ柱の組立て

2018/05/10

レンガ・敷石

「たった5円で作れる垂直器」を使って、立水栓をまっすぐ立てる。

立水栓DIYのつづき。今回は水道管を通して組み立てる。

水道管の移設

水道の元栓を締める

(散水栓の予定地に立っていた)立水栓。これを横へずらし、雨水枡へ排水したい(雨水枡の先は川へつながるが、この水栓は水やり・泥落とし用なので汚水は出ない)。

さて、水道管の移設工事……素人には正直こわい。連休中の旦那氏と二人がかりで挑む。水道の元栓を閉めてスタートだ。※この先しばらく水を使えないので、事前にトイレに行く&当面トイレには行けぬという覚悟を忘れないッ!

既存パイプの切断

手始めに、分岐点の水道管を切断! これで退路が断たれた。前進するしかない……という悲壮感に襲われる瞬間だ。とにかく、これで既存の立水栓が外せるように。
【補足】水道管はパイプカッターで切ると、塩ビくずも出ずに良い。我が家では、ダイソーで購入したパイプカッター300円を使用。

蛇口は再利用するので、ねじって外して取っておく。

水道管を仮につないで(差し込むだけでまだ接着しない)、位置を確認。レンガの柱も仮置きして入念に位置決め。

【利用した水道管パーツ】※塩ビパイプは2種類(グレーと黒)あるけれど、黒のが耐衝撃性で上等。さほど割高でもないので黒を採用した(ただし、接着剤はよく見たらグレー用だった…ま、いっか!)。


クボタケミックス|Kubota ChemiX 耐衝撃塩ビパイプ HI-VP 13X2M HIVP13X2M


クボタケミックス HI継手 エルボ HI−L 13 HIL13 2305


クボタケミックス HI継手 HI-MWS メタル入り給水栓用ソケット 131


なお、立水栓の基礎は、古家時代の側溝の残骸(地面に食い込んでてビクともしない)を利用。これにレンガをモルタルで固定し、柱を支える土台とする。

水道管の位置が決まったら、パイプとパーツを接着剤で本留めする(速乾性なので手早く!)。

水道管の移設完了。ふうー。ひとつ山を越えた。

レンガ柱を組み立てる

まず、地下に埋まる部分を土台にモルタル留め。ここで、経費5円の垂直器登場! 作り方は簡単。端材に糸を結んで、先に5円玉を括るだけ。糸のラインが垂直を示すので、柱の角度もこれに合わせて微調整する。

続いて地上部の柱を積む。この先はしっかり自立しなければならないので、モルタル多めで接着してみる。

垂直器を使いながら角度を調整。水道パイプの高さに合わせるには、柱があと1段ほしい。

高さ調整用に作っていた1段の柱パーツを使う。これに蛇口の出口を作ろう。グラインダーで切り欠きを入れ、

切り欠きをバキバキ折ってたら、はずみで全部バキバキに……(汗)

結局レンガをバラして、モルタルで貼り直した。

水道管と蛇口の接続については、まず①水道管にエルボパーツを接着する②蛇口のねじ切り部分に、防水用シールテープを巻き付け、メタル給水用ソケットにねじ込む③メタル給水用ソケットをエルボパーツに接着する
※このように、メタル給水用ソケットを最後に接着すると、蛇口の向きをあわせやすい。


カクダイ シールテープ(5m)

水道の元栓を開いて、水漏れ無いかをチェック。蛇口をひねって通水もチェック。

なお、蛇口がちょい歪むので、紐で引っ張って矯正している。この状態のまま数日モルタルを固め、その後に仕上げをする予定。雨水枡には水受けとして、手持ちの素焼き鉢を置いてみたら、ええ感じ~で採用決定。

作業時間:4時間

つづく!

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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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