ホワイトモルタルでレンガ壁の目地を埋める効率的な方法

2018/05/13

ブロック塀の美化

レンガ目地を白く仕上げたいけど、ホワイトモルタルの情報無さすぎ…仕方ないので自己流で体当たり!

レンガ表面を洗う

前回、レンガのデコボコを削り取ってさっぱりした壁。今回は、目地にホワイトモルタルを入れる。あちこちレンガの粉がふいているので、このままだと目地がピンク色になってしまう。洗い流さなきゃ! ということで、

まいど! ケルヒャーK3サイレント登場。あったらあったで、なんだかんだ使うのでやっぱ買ってよかったかな。

ちょっと遠めに水流をあてて、レンガの粉を洗い流した。この後に目地を接着しやすくするための吸水も兼ねている。
※高圧洗浄機がなくても、普通の散水ホースのシャワー(強め)で十分洗える。

目地埋めの方法

道具

養生用にはダンボールが一番扱いやすいけれど、この日は強風が吹き荒れてて飛ばされそうだったので木の板を使った。

自作ホワイトモルタル
ホワイトセメント1:珪砂(7号)3で作った。

市販の目地用インスタントモルタル(ホワイトセメント+砂)を使おうかと思ったけど、これがごっつ高い! たった4kgで1,753円!(今日現在)うちは量も要るし、買ってられへん! で、自分で配合することに。目地用ホワイトモルタルの自作については本やWeb情報が無さすぎてよくわからなかった。この先は未知の領域へ!

まず、骨材は白さを求めて珪砂をチョイス。号数が大きいほど細かいとのことで、ホムセンで一番大きかった7号を用意。


白セメント 20kg

ホワイトセメントは「酸化第二鉄および酸化マグネシウムを少なくすることによって白色化したセメントであり、基本的な性質は普通ポルトランドセメントとほぼ同等」らしい(メーカー解説より)。

では、いつも通りのセメント1:砂3でよかろう。ただ、実際モルタルを作ってみて思ったのは……

パサい!
練っても練ってももろもろっとなってしまう。普通のセメントで作ったモルタルは粘りがあるのになぁ。普通モルタルが、小麦粉2割混ぜた二八そばだとすれば、ホワイトモルタルは繋ぎの入らない十割そばという感じ。このまま壁に垂直に塗るのは無理そうだけど(何かしら繋ぎ成分が要る)、目地に押し込むのはできそうだ。

ちなみに自作なら4kgあたり170円(セメント80円、珪砂90円)……市販品の10分の1! やっす!

手順

モルタルがぽろぽろ落ちるので、養生をぽんと置く。落ちたモルタルは再利用できる。

水で塗らして、

お団子できるくらい固めに練ったモルタルを手にとって、

ぐいぐいっと押しつける。

ぐいぐいぐいーっと、このくらい押し付ける。

 ※写真は別場所にて撮影
ここで裏技発動! 水にぬらした刷毛で、目地ならし→レンガ表面洗いを一気にやっつける。この方法だと、簡単・時短・仕上がりもそこそこ良い

【補足】
当初、こういう目地ごてを使っていたが、素人には難しい&時間かかる&必ずしも仕上がりが良いとはいえない(筋が残ったりする)。その後、ドゥーパ!の本にちらっと載っていた「ブロック塀の目地埋めを刷毛でやる」という記述を、こっちにも応用したら目地埋め&表面洗いが一気に終わることがわかった。

ということで、目地ならし&表面洗いがおわると……なんということでしょう!

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あっ、間違えた。

レンガ色がいっそう冴える、小洒落た雰囲気に。積みレンガ感もややアップ!? いやぁー楽しい楽しい。みるみる変わっていく作業はええねぇ。夢中で二日間作業に没頭し……

これが……

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 ↓
我が家の白鷺城や~!
ブロック塀の平面は、後日漆喰を塗る予定。
作業時間10時間30分

ただ、ひとつ大失敗。
ゴム軍手じゃ防御不十分だった。濡れてふやけてアルカリ漬けで、手がえらいことに!
モルタル団子で目地埋めするときは、必ず総ゴム手袋で!
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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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