正しい芽傷の入れ方(現代農業2019年3月号より)

2019/04/23

果樹

半円状のカーブがポイント!

正しい芽傷の入れ方

芽傷とは、発芽前に芽の近くに傷を入れておいて、弱い芽を活性化させる技術

この2月に、カリンの木の背を低くするべく、芽傷を付けていたのだけれど、その後、現代農業の記事を拝見し、こういう一文字の芽傷では失敗するおそれが大きいとわかった。

確かに、以前一文字の芽傷を入れて発生枝なし、という失敗をしていた。

ってことで、正しい芽傷の入れ方はこちら↓
オーキシン・サイトカイニンの流れをコントロールするために、半円状のカーブで傷を付けることがポイントらしい。

実践

ということで、早速、

剪定ばさみの刃先を使って傷を入れ直した。ちょっといびつだけれど。

こっちの一文字も、

半円状に傷を入れておいた。

ひとりでに動き出した芽にも、追い打ちをかけるべく入れておいた。

結果発表

【2020/01/20追記】
  ↓
枝がわさわさ出た!

  ↓
思ってたよりも下側だったが、ちゃんと出た。OKOK!

  ↓
しっかり伸びている!

ということで、狙ったところに枝が発生して大成功だった。芽傷の入れ方をマスターしたので、今後果樹や庭木の仕立てにどんどん応用していきたい。ある程度樹形をコントロールできるようになりそう。
今まで結構いろいろ果樹栽培の本を読んできたつもりだけれど、こういう芽傷の解説を見たのは初めて。やはり新しい情報はサイクルの早い月刊誌が頼りになるな~。また今年も現代農業にはお世話になりそうだ。

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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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