相変わらず土にまみれて整地作業を続けている今日この頃、
そろそろ茶色い写真にも飽きてきたので(自分が)、今年はじめて汚庭で咲いてくれたバラを記録しておこうと思う。
無農薬バラの現状
場所は、朝のうちは明るいけど、午後からはずっと日陰になる庭の壁面。
ちょうど1年前、バフビューティを植えた。この株は、新苗で購入→日当たりの良い場所にて2年間育てて枝を伸ばしておいたもの(鉢植えで)。
日陰の庭でつるバラを育てるコツ
あらかじめ日当たりのいい場所で大きく育てて→日陰に移植する、と良いらしい。
バフビューティは日陰でもそこそこ咲く&病気に強い、ということで選んだ。苗が小さい頃は黒星病で葉を落とすことがあったが(無農薬)、生長してからは丈夫になった。↑写真は7月下旬だけれど、黒星ほぼ無し、元気にしている。
が、しかし!(涙)
あら?
あららら!?
全体の3割ほどの蕾が虫にかじられ、無残な姿に! 4月下旬から芋虫・毛虫がたくさんついてしまった。気付いた時に手で取ーるしていたのだけれど、どうにも追いつかなかった。
結論:バフを無農薬で栽培した場合、病気の心配はないが、虫に蕾を食われて花が減る。
花をダメにする虫対策
芋虫・毛虫
来シーズンからは、有機JASでも使用を許されるBT剤くらいは使わざるを得ないかなと思っている(無農薬を諦めて有機栽培へ方針転換)。
BT剤とは、天敵微生物を利用した生物農薬(殺虫剤)の一種。細菌のバチルス・チューリンゲンシスを用いており(中略)、チョウ目、ハエ目、コウチュウ目の幼虫に有効。(中略)人間には無害といわれている。―Wikipediaより
バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)対策
今年はあまり見かけなかったが、蕾を萎れさせるバラゾウムシは傘で受けーるで対応していこうと思う。
→バラの害虫対策! バラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)一網打尽の「ゾウムシバンバン」gardenstory.jp
今後のバラ育て・バラ選び
この3年バフを無農薬で育てて感じたのは……
病気(特に黒星病)で葉が落ちなければ、すっごく気楽!
→バラの家「タイプ1以上」
病気に強いバラがどんどん出てきているのね~。心強い!
なお、今回取り上げなかった虫害(アブラムシ、ハバチの幼虫、カミキリムシの幼虫)について、薬剤なしでの対策を実験中。結果が出たらまとめてみたい。