回転式土ふるい機のネットを張り替える

2017/12/27

整地

庭土のガラが多すぎるので、土ふるい機に細工して利用可能な土を増やしてみる。


最近フルに活用している土ふるい機(みのる産業 SC-1)。付属ネットの網目は約5mm。

5mm目を通った土は、サラサラで細かい。でもこれだと、サラサラ土:ガラ=1:1となり、ガラが多すぎてしまう。
そこで、もう少し大きい目に張り替えて、再利用可能な「コロコロ土」を産出しようと思う。張り替えに必要なネットのサイズは46.5cm幅×1m10cm程度。

新しいネットの用意

あちこちホームセンターを回って、ちょうどよさそうなネットを見つけた。約15mm目の、トリカルネットという商品らしい(税抜き839円/m)。金属製ではないものの、屋外用なので丈夫そうだ。ハサミで切れるので加工もしやすい。これでいってみよう。幅が広いので(101cm)、60cm買って、半分に切って、貼り合わせて1枚にする。

60cm買ってきた。

半分に切った。

土ふるいにあてがってみると、まだちょっと幅が広すぎる。はみ出る部分をハサミで切り落とす。

切り落とした。

ついでに、切り売りの際にでたバリも切り落とす。

既存ネットの取り外し

既存ネットは、4カ所のバネフックで留まっている。これを取り外す。ぎっちぎちなので、結構力がいる。

バネフックを外すと、ネットがびょーんと伸びる。そのままスルスル取り外して、保管しておく(バネフックは後ほど使う)。

新しいネットを1枚乗っけて、

もう1枚乗っけて、

2枚を結束バンドで連結する。これで実質1枚物のネットとなった。

続いて、ネットの端をバネフックで留める。バネフックは細い金属なので、トリカルネットに食い込んで破れないか不安だったけれど、結構大丈夫そうだ。

使ってみる

いよいよ土をふるってみよう。以前、5mm目で仕分けたガラを、

土ふるいに投入する。くるくる回すと……おお、普通に使える! よかった! そして、網目が大きいため、仕分けがスピーディに進む。

仕分け具合はこんな感じ。コロコロ土は、サイズ的には赤玉土の大粒くらいまでかな。このサイズなら、小石でも許容できそう。我が庭は、水はけ・通気性が悪そうだ。このコロコロ土を下層へ投入するといい感じになるのでは。

5mm目、15mm目、ガラ、の比較はこんな感じ。

コロコロ土と、ガラが大体1:1の割合になった。ということで、うちの庭土の組成はサラサラ土:コロコロ土:ガラ=2:1:1。庭土の75%は再利用できることになりそうだ。

作業時間:3時間
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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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