果樹の植穴を掘るの巻。
2017/12/14
アプローチの整地に続いて、着手を始めていた。
とりあえず、午前中の2時間でこのくらい掘り進めたけど……実は深さ10~20cm程度しか掘り起こせていない。この下の土は、もうガッチガチ。建築時に重機に踏みしめられている。ショベルが跳ね返ってくるくらい固い。手がしびれる(汗)。
アプローチの穴掘りをしたときは、あまり深追いしなかった地面だけど、果樹の植え穴を作るためには、妥協できない。なんとしても深さ40~50cmくらいは掘り上げたいところ。
ショベルに足をかけてガツガツやっても、うっすら削れる程度。手強い。
ということで、新たな相棒登場。
ツルハシ。これはご近所さんに貰ったもの(なにかと貰い物の多い我が家)。ご近所さん情報によると、この辺りのお宅には、一家に一台あるそうな……地面の固さが忍ばれる。
ショベルとツルハシの掘り跡を比較。その差は歴然。これならいけそう! ということでツルハシでがんがん掘り始める。
が、ツルハシはそれ自体重いし、遠心力で負荷がかかり、手にマメができそうな気配が(汗)。しかも、ツルハシの先端は細いので、何度も何度も打ち付けないと、なかなか穴が広がらない。ちょっと効率が悪い。ツルハシでズドンと穴をあけ、ショベルで広げる作戦をとる。
掘った土の上で、ツイストダンスのステップを踏む(笑)。すると、塊がほぐれる。これを土ふるいにかけると、サラサラ土の割合が増える。その結果、今日はサラサラ土8袋、ガラ6袋となった。以前は五分五分の割合いだったことからすれば、効果ありそう。今後もツイストダンス作戦でいこう。
午後中がんばって、50cm四方深さ45cmの穴を掘った(写真右端)。まだまだ先は長いなぁーまた10日くらいかかりそう。
ところで果樹栽培については、コンパクトな樹形にするために、根域制限バッグを使用しようと思っている。けど、こんだけ地面が固かったら、根っこは植え穴よりも広がらないのでは……と思ったり。
作業時間:5時間
ツルハシに慣れるが手を痛める2~6日目
ショベルで穴を広げているけれど、深さがだんだん浅くなってしまう。
作業時間:4時間
12/18
ツルハシのみでガツガツやってみる。やってるうちに使い慣れてきたみたい。狙ったところに振り落とせるようになってきた。地面もボコッボコッと持ち上がる。面白くなってきた!
ツルハシ、慣れたら早い! でも手が痛い……。
深さ45cmで掘り進んだ。
作業時間:4時間30分
12/20
今日もツルハシでガツガツやる。深さ60cmになった。穴のサイズも大体予定の大きさに広げた。底の土をすくう前にタイムアップ。この時期は夕暮れが早い……。
作業時間:4時間30分
ツルハシを振りすぎて、手のマメが一触即発状態に(汗)。やむをえず、ツルハシ作業を数日休むことにする。
ツルハシがセクスィーになる5日目(2017/12/28)
手の傷が癒えてきたが、やたらめったらツルハシを打ち付けると、また手を痛めるに違いない。そこで、よく釣竿の手元に付いてるアレを使ってみよう! あれ、名前がわからない。スポンジ状のカバーなんだけど……
「スポンジカバー」だった(そのまんま)。2種類の大きさのものを購入した。1番大きいサイズと、2番目に大きいサイズのものだ。固めのスポンジで、パイプ状になっている。
まずは、ハサミで半分にカットする。1本から、右手と左手用が取れる。これを、
ツルハシ、ついでに備中鍬に付けよう。共に振りかぶり系得物で、遠心力がかかり、手マメ必至の諸刃の剣だ。なお、備中鍬は、植え穴の細かい部分をならすために新たに投入する(これもまた、ご近所さんからの頂き物だ! 貰いすぎッ?)。
はまったー! ちょっとキツかったけど、「結構伸びる」との噂どおり、ぎゅっぎゅっと押し込めたらなんとか入った(入らなかったら、棒に石けん水を塗って入れようと思っていた)。そして、そこはかとなくセクスィーな雰囲気になった。あのCMか!(Google画像検索)そう気付けば、だんだんツルハシとクワがCMダンサーに見えてくるではないか。私は少々疲れているのかもしれない。
さて、試しにダンサーを振りかぶってみると……いつもと違う! 持ち手がもっちりして吸い付いて、手のひらにかかる力が分散されている感じがする。ええやないの。
前回このくらいだった植え穴は、
ついに完成。大きさは幅230cm×奥行き80cm×深さ60cm。ここにブドウ2本と果樹2本を植える予定だ。次は根域制限バッグを用意しよう。
作業時間:2時間
リンク