誰もが頭を悩ませる(?)「地中管の側に木を植えてもいいのか」問題。我が家でも紛糾していた議論に、ついに終止符が! 水道工事屋さんに直接きいた情報の備忘録。
地中管の側に木を植えてもいいのか?
さて、この付近に果樹を植えようとしているのだけれど、ここでひとつ不安なことが。
地中管の側に植樹しても大丈夫なのか。根っこと管は喧嘩しないのか?
ネットで調べてみると、下水管に木の根が入り込んで詰まったとかいう物騒な話も……でも今時の塩ビ管はしっかりしてるし、いけるんちゃう? あかんかな? 素人には判断つかない。そこで、水道移設工事の際、工事屋さんに直接きいてみることにした。
-水道管や下水管の側に木を植えても大丈夫?
「低木程度やったら、側に植えても全く問題ありません!」
-よかった! 下水管に根っこ入ったいう話を聞いたので心配で。
「最近の塩ビ管は隙間がないから、根っこの心配いりません。確かに、下水管に根っこ入ったいうて、ボクらも工事行くことようありますねんけど、それは昔のコンクリートの下水管。隙間があったり割れたりで、根っこが入りよるんですわ」
-今の塩ビ管なら大丈夫なんや!
「ただ、メーターボックスの隙間から根っこが入ってくることあるんで、ボックスの周りはコンクリートとかでカバーしはったほうがええですよ」
-なるほど!
ということで、塩ビ管の水道管なら、側に植樹しても大丈夫とわかり一安心。ただし高木は植えないのが無難のようだ。高木は地上部の大きさに比例して根っこも太く大きくなるので、物理的に地中管と競合する危険があるのだろう。
まとめ
・塩ビ管の地中管であれば、側に木を植えても問題ない(ただし高木はやめておく)。
・水道メーターボックスの隙間からボックス内に木の根が侵入するおそれがあるので、ボックス周りをカバーする。
・コンクリート製の地中管の側に木を植えると、根っこが侵入する危険がある。