カーポート屋根に一人で誘引用ワイヤーを張ってみた記録。
すっかりゴミ屋敷風になってしまった(汗)拙宅のカーポートだけれど、
庭のかなりの面積を占有している(幅6m×奥行き5m)。庭を余すことなく使い切るというのが、庭づくりのコンセプト。ここを単なるカーポートとして遊ばせておくなんて許されない。屋根を利用して、ブドウ栽培としゃれ込みたい。
ワイヤーの選定
ワイヤーは、調査の結果「ディックエスター線」に決めた。引っ張り強度が高く、酸やアルカリに強いポリエステル樹脂製。なのに針金みたいにぐりぐりねじって留められるという優れもの。太さは♯14。細すぎず、太すぎず。
リンク
梁を増設する
梁材
ということで、誘引用ワイヤーを張るのだけれど、
ワイヤーを通せる梁が横2本しかない。このままだと、ワイヤーを縦横に張れないので、
スチールパイプを取り付けて、縦の梁を増設する。先にワイヤーくくり位置に印をつけておいた(45cm間隔)。このパイプ、家の建築時に余った廃材だ。階段の手すり用パイプで、木目調プリント塗装が施してある。主張しないダークブラウン色がいい感じ。長さは4m。ちょうど4mの梁が欲しかったのでドンピシャだ。重さは各5kg。
梁となるパイプにワイヤーを結んでおく
パイプにワイヤーを結びつける。地上でできる作業はなるべく地上で済ませた方が楽だ。
梁を固定する
屋根の左端に設置する。パイプと梁の接合部は、ディックエスター線を巻き付けて固定している。
右端にも手すりパイプを設置中。一人で作業しているので、①まずヒモで作ったユニノットの輪っかを二つ垂らし→②パイプの両端を引っ掛け入れて→③ヒモを締める(仮留め)。④ディックエスター線で本結び→⑤ヒモを除去……という流れでやっている。後でぎゅっと締めることができる結び方。(釣具店の包装紙より) |
ワイヤーを張る
片方の増設梁からぶら下がってるワイヤーを引っ張ってきて、もう片方の増設梁に留めていく。
横ワイヤーを張り終わったら、既存の梁を利用して縦のワイヤーを張っていく。こういう単純なぐるぐる巻きでも、がっちり留まるっていうのがディックエスター線のいいところ。あと、なんかかわいい。
反対の端。屋根材にごくわずかな隙間を見つけたので、そこへ通して留めてみた。
縦と横が張れた。織りなすように互い違いに張っている。屋根とワイヤーとの間には20cm程度の空間があるので、このスペースで葉が展開してくれればいいな。
作業時間:5時間