1人で建ててくで~!
簡単にできるモルタル型枠
フェンス支柱の基礎については、穴を掘ってモルタルを流し込むのが一番簡単。しかし、施工現場は土をどかしてしまっているので、モルタル枠が必要になる。しかも、既存の間知石にうまくはめ込まないといけない。そこで、このように、
→太らせろ!控壁のマルガレータ化でも型枠に使用
めちゃデカいラップの芯みたいなボイド管直径30cm(ホームセンターにて購入)を、縦半分に切って型枠に利用する(そして使い回す)。とても簡単&間知石にもフィットさせやすく良かった。本柱と控柱を立てるときは、ベニヤ板を追加して大きい型枠を作った。
支柱建ての実際
↑左端の支柱を建てようとしているところ
支えの木材3本を使って固定している(①は最上部の横板)。高さ(水平)は支柱の底部の砂利を加減して微調整する。固定出来たら、基礎モルタルを流し込む。このように、クランプや支えの木材を使えば1人でもできる。
※重要なのは、ここで水平・垂直・ツライチをきっちり決める! 支柱が少し傾いているだけで、横板を張るときにずれが生じてくる。逆にここできっちりしていれば、横板張りは簡単。
(支柱同士をツライチにするためのガイドラインとして、フェンス予定地の両端から黄色水糸を張っている)
妥協せずに水平器を見ながら、じりじり頑張る。
↓このために、ちゃんとした水平器を購入した。
近与(KONYO) SUN UP ミニ水平器 SLV-230
横板を張る前に、下穴をあけておく
支柱が全部建ったら、いよいよ横板を張っていくが、その前に!
最上部の横板を一旦外し、これを定規として、一面分一気に下穴をあけておく。特にハードウッドはちょっと硬くて穴があきにくいので、事前にあけておいた方が楽。
その際は、下穴ビットがあると仕事がはかどるのでおすすめ。
↑これを使用した。
さらに、コーススレッドの頭が飛び出ないように、皿ビットも使った。
↓こういうの。皿取り錐ドリル ビット 6~19mm
横板を張る
ここからスタート。
まずは印をもとに、最下段を張る。
なお、腐れ防止のため木と木の間に、1~2mm程度の隙間をあける(腐れ防止の詳細は設計の記事参照)。初めのうちはアイスの棒をスペーサーにかましていたが、そのうち何もなしで、隙間があけられるようになった。説明が難しいけど、片手で横板を浮かせ気味に引っ張りつつコーススレッドをねじこむ感じ。
張ったったー!
ついでにこっちも〜
支柱があるべき場所に垂直水平ツライチに立ってさえいれば、横板張りはスピーディーに進んだ。あとは最上段に笠木を付ければ完成(が、まだ笠木を発注していない汗(出来たら後日追記したい)。
ということで、とりあえずフェンスづくりは一段落。果たして40年ノーメンテでやり過ごせるのか。その検証結果は、2063年公開予定!(ほんまかい笑)