住宅街のど真ん中で焼き芋を焼く! TLUDストーブを使って、煙の心配はご無用。
焚き火で焼くとなんでこんなに美味しいの~!?
TLUDストーブのご紹介
TLUD(Top Lit Up Draft)ストーブとは、薪を燃やし(一次燃焼)、生じたガスも燃やす(二次燃焼)というネイチャーストーブ。無煙、かつ薪が炭化する(=木炭を作ることができる)ので、大のお気に入り。昨シーズン作って以来、ちょこちょこ稼働させては楽しんでいる。
作り方はこちら。簡単バージョンの作り方はこちら。
芋の準備
アルミホイルで包む際、一手間かけるとさらに美味しくなる。
まずは、おいもを洗い(水気は拭き取らない)、
紙でくるむと、芋のぱさつき防止になるそう。ちょうど水気でしっとりする感じ。
アルミホイルで包んで準備完了。
焼き方
レンガの上にストーブを設置。
薪を入れる(今回は乾燥枯れ竹を使用)。空気が通りやすいよう縦に詰める。着火地点(中心部)の薪は細めのものを、全体の薪の高さは八分目くらいにして上部に空間をあけておくと、着火しやすく、発煙防止にもなる(上の写真は十分目まで入れすぎている)。
※少しくらいなら生木が混じっても大丈夫だけど、やはり薪は乾燥したものがおすすめ。
新聞紙を1枚乗っけて着火。
蓋をするとメラメラッときて、数分後、
ゴオオオオオっと燃え盛る。火柱MAXのときは、このくらい煙突を継ぎ足さないと、煙が煙突内で燃えきらなかった(=発煙する)。
※今の煙突の長さはストーブ本体くらい。なお、たまたま手持ちの空き缶製五徳を使っているけど、筒状のものならOK。
着火から45分後、炎がおさまり、炭火になった。
ここで蓋を取り、炭火の上に煙突を置いて、その上に芋を乗せる。
※炭火の上に芋を直置きすると焦げてしまう。火と芋の間に空間があることで、ゆっくり火が通り糖度が増す。
※煙突は縦に置く。横に置くと空気の通りが悪くなり発煙するおそれ有り。
蓋を乗せて待つ(30分経過時点で1度芋をひっくり返した)。
芋投入から45分。いいニオイが立ち込めてきた。そろそろ焼けたみたい。そして炭火がまだまだいっぱい残ってる(もう1ラウンド行けたなこりゃ)。
実食
これは絶対美味しいやつ! ちょうどいい焼き加減! 一部皮が焦げてるけど、皮一枚で中身は問題なし。しっとりしているのに、ほっくりしている。気になるお味は……
ウんまああ~~いっ
焚き火で焼いた時の、あの味や〜最高!
ということで、大成功だった焼き芋作り。この作り方は、子どもの頃に教わった由緒正しき?焚き火焼き芋法をヒントにした。それは、「焚き火が落ち着いて熾火(木が炭火のようになった状態)が出来たら、熾火近くの灰の中に芋を入れる」というもの。①熾火、②熾火との距離感、③保温がポイントと思われる。今回はTLUDストーブでこれを再現したつもり(①炭火、②煙突で距離を取り、③ストーブ本体と蓋で保温。
TLUDストーブだけあればOK! その他の器具は一切不要! というお手軽さ。庭仕事のおやつにとってもおすすめ。