TLUDストーブで焼き芋を焼く方法

2018/11/22

TLUDストーブ クッキング

 住宅街のど真ん中で焼き芋を焼く! TLUDストーブを使って、煙の心配はご無用。

焚き火で焼くとなんでこんなに美味しいの~!?

TLUDストーブのご紹介

TLUD(Top Lit Up Draft)ストーブとは、薪を燃やし(一次燃焼)、生じたガスも燃やす(二次燃焼)というネイチャーストーブ。無煙、かつ薪が炭化する(=木炭を作ることができる)ので、大のお気に入り。昨シーズン作って以来、ちょこちょこ稼働させては楽しんでいる。

作り方はこちら簡単バージョンの作り方はこちら

芋の準備

アルミホイルで包む際、一手間かけるとさらに美味しくなる。

まずは、おいもを洗い(水気は拭き取らない)、

紙でくるむと、芋のぱさつき防止になるそう。ちょうど水気でしっとりする感じ。

アルミホイルで包んで準備完了。

焼き方

レンガの上にストーブを設置。
薪を入れる(今回は乾燥枯れ竹を使用)。空気が通りやすいよう縦に詰める。着火地点(中心部)の薪は細めのものを、全体の薪の高さは八分目くらいにして上部に空間をあけておくと、着火しやすく、発煙防止にもなる(上の写真は十分目まで入れすぎている)。
※少しくらいなら生木が混じっても大丈夫だけど、やはり薪は乾燥したものがおすすめ。

新聞紙を1枚乗っけて着火。

蓋をするとメラメラッときて、数分後、

ゴオオオオオっと燃え盛る。火柱MAXのときは、このくらい煙突を継ぎ足さないと、煙が煙突内で燃えきらなかった(=発煙する)。
※今の煙突の長さはストーブ本体くらい。なお、たまたま手持ちの空き缶製五徳を使っているけど、筒状のものならOK。

着火から45分後、炎がおさまり、炭火になった。

ここで蓋を取り、炭火の上に煙突を置いて、その上に芋を乗せる。
※炭火の上に芋を直置きすると焦げてしまう。火と芋の間に空間があることで、ゆっくり火が通り糖度が増す。
※煙突は縦に置く。横に置くと空気の通りが悪くなり発煙するおそれ有り。

蓋を乗せて待つ(30分経過時点で1度芋をひっくり返した)。

芋投入から45分。いいニオイが立ち込めてきた。そろそろ焼けたみたい。そして炭火がまだまだいっぱい残ってる(もう1ラウンド行けたなこりゃ)。

実食

これは絶対美味しいやつ! ちょうどいい焼き加減! 一部皮が焦げてるけど、皮一枚で中身は問題なし。しっとりしているのに、ほっくりしている。気になるお味は……

ウんまああ~~いっ

焚き火で焼いた時の、あの味や〜最高!

ということで、大成功だった焼き芋作り。この作り方は、子どもの頃に教わった由緒正しき?焚き火焼き芋法をヒントにした。それは、「焚き火が落ち着いて熾火(木が炭火のようになった状態)が出来たら、熾火近くの灰の中に芋を入れる」というもの。①熾火、②熾火との距離感、③保温がポイントと思われる。今回はTLUDストーブでこれを再現したつもり(①炭火、②煙突で距離を取り、③ストーブ本体と蓋で保温。

TLUDストーブだけあればOK! その他の器具は一切不要! というお手軽さ。庭仕事のおやつにとってもおすすめ。

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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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